根管治療は「根の治療」「神経の治療」とも言われていて、虫歯が歯の神経にまで達してしまった時に根の根幹部分を徹底洗浄して綺麗にしていきます。根幹治療は目視だけの治療はとても難しく、高い技術が必要とされ非常に精密な治療となります。当院では最新設備マイクロスコープ(高性能歯科顕微鏡)を使用し、高い技術を持った医師が治療をするため安全に行うことなうことができます。 根幹治療の具体的な方法 虫歯が進行すると歯の中の根っこの部分である歯髄(しずい)にまで達してしまいます。歯髄は血管や神経などの組織で形成させており、この歯髄に炎症がおこり歯髄炎という状態になります。虫歯だけに限らず、外傷などで歯髄が壊死してしまった場合にも根幹治療が必要となります。根幹治療は細菌で汚染された歯髄を徹底洗浄して無菌化し、薬剤を塗布し被せ物をして覆います。神経まで達した状態は痛みを強く伴いますが、根幹治療をすることで痛みから解放されます。根幹の中をしっかりと洗浄するためには治療回数が必要となります。途中でやめてしまうと再度感染してしまうため、治療はしっかりと最後まで続けましょう。 当院のマイクロスコープ 根幹治療など細かい治療には肉眼で処置しきれないものもあります。マイクロスコープと呼ばれる高性能歯科顕微鏡を使うことで完璧な治療を提供できます。ただし、これらの高性能な機械は持っているだけでは意味がありません。使いこなせてこそ初めてこれらの高性能機械の力が発揮できるのです。歯科医の技術力は大変重要となります。当院では高性能顕微鏡・ユニバーサ300を導入しております。ユニバーサ300は歯科だけではなく、眼科や耳鼻科、形成外科など多くの医療科目において実績を残している優秀なマイクロスコープです。かつてないほど卓越した光化学を利用して鮮明な色彩、どんな角度からも見渡せるフォーカス機能を備え、機械の可動域も細かくスムーズな動きで安定しています。マイクロスコープでの治療は周りの組織を傷つけることなく、治療箇所を的確に捉えることができます。その性能から切開や縫合の作業が的確に行われることによって、その後の回復にも良い影響を与えるので結果として治療時間が短縮されることにもなります。