インプラントを希望される患者様は増加傾向にあります。今では多くの歯科医院で治療可能となってきたことで、これまで特別な治療のイメージだったインプラント治療のハードルが低くなり治療しやすくなったのではないでしょうか。しかしインプラント治療は外科的手術であることを忘れてはいけませ。技術の確かな歯科医のもとで行われなければ後々大きなトラブルとなってしまいます。インプラントは高額なゆえに安いことだけを売りに宣伝していたり、技術が未熟な歯科医による治療やメンテナンスに力を入れないなど、問題のある歯科医院が増加してきているのも事実です。インプラントはどんなにメジャーな治療となってもしっかりとした歯科医のもとで治療をしなければ後悔することになります。

当院におけるインプラント治療のポリシー

1.実績30年以上のインプラント指導医による治療

2.インフォームドコンセントの徹底

3.アフターケア、メンテナンスを重視

4.適正価格の実現

5.骨再生療法の実践

6.痛みの不安を取り除く

1.実績30年以上のインプラント指導医による治療

失敗のないインプラント治療において、最大の重要ポイントは技術の確かな歯科医かどうかです。

当院の院長はITIインプラント講師、日本口腔インプラント学会指導医・専門医としてインプラントの専門家として日々研鑽に励み、若い歯科医への指導、教育に力を入れております。インプラント治療において30年の実績と年間300本前後のインプラント治療を行なっております。

日本口腔インプラント学会専門医という資格は、日本において政府が唯一認めた専門医資格です。他のインプラント専門医資格に比べて取得が困難です。この学会が行う資格認定制度は厳しい審査や試験を得なければ取得できません。事実日本口腔インプラント学会の会員数は10,000人以上ですが、その中に専門医は700人程度、開業医の場合は200から300人程度という非常にハードルの高い資格です。この資格は「インプラント治療における豊富な知識や経験を持っている」と認められた歯科医師であるということを示します。

2.インフォームドコンセントの徹底

インフォームドコンセント(Informed consent)とは歯科領域に限らず医療全般においてよく耳にするようになりました。インフォームドコンセントの意味は治療を受けるにあたって「十分な説明を受けて患者様が納得し同意を得る」ということです。

インプイランと治療は高額になりますし、大きな手術といっても過言ではありません。患者様には十分に納得の上で治療に臨んでいただきたいため、当院ではこのインフォームドコンセントをとても大切にしています。

たとえ患者様が「全てお任せします」と言ったとしても、患者様に治療方法のメリット、デメリットを説明する必要はありますし、どういう内容の治療かを十分に患者様は知る必要があります。その上で医師が治療を決定しても、患者様が納得が行かなかった場合には治療をその治療を拒否することができます。また、患者様が「こういう治療をしたい」と希望があっても、プロの判断でその治療が適していないこともあります。患者様の希望になるべく添える形で、できる限りの提案をし、患者様と医師との双方の意見の一致が取れることが理想です。

3.アフターケア、メンテナンスを重視

インプラント治療において手術が終われば全て完了ではありません。最近では数多くインプラント手術だけをしてその後のケアをしない歯科医院もあります。インプラントは人口の歯なので、確かに虫歯になることはないのですが、人工物を埋め込んでいるために結合部分のケアを怠ることでインプラント歯周炎というインプラントが正常に機能しなくなる、最終的には抜け落ちてしまうということにもなります。インプラントは入れてからその後の正しいブラッシング、定期的なレントゲン検査での点検を行うことで一生上手に付き合っていけるのです。当院では実際にインプラントを行なった医師がメンテナンスにも関わっていくべきだという方針のもと、医師をはじめ衛生士を含みチームとして担当させていただきます。

4.適正価格の実現

一般にインプラント治療は高額であるというイメージがついています。そのため安さを売りにしてインプラント患者さんを多く取ろうとする歯科医院があります。しかし安いということはインプラント治療においてはメリットになりません。どんな物にも適正価格とういうものがあります。インプラントが高額になる理由の一つには使用する素材によります。また技術にも安い物には安いなりの価値しかありません。インプラントを法外に安くしているところは、確実に安価な素材、未熟な技術の治療であるといっても良いでしょう。当院におけるインプラントでは安心・安全・確実性において信頼が持てるものしか使用しません。また審美的に優れているか、耐久性はどうかなどトータル的に見て適正な素材を用いて治療をし、適正な価格にて提案させていただきます。

5.骨再生療法の実践

インプラントは顎の骨にインプラントが埋まるだけの高さと厚みがなければ治療できません。そのため、インプラントができる状態まで骨を再生させる方法があります。当院においてはサイナスリフト、ソケットリフト、GBR法などによりインプラントがしっかりとできるための土台作りから治療します。インプラントは土台である骨さえしっかりしていれば高齢になっても受けることができる治療です。

6.痛みの不安を取り除く

インプラント手術は外科的手術になるため、痛みや手術に対しての恐怖感を持つ人も少なくありません。当院では専門の麻酔医による「静脈鎮静法」といわれる特殊な麻酔方法を導入しております。麻酔専門医の管理のもと治療を行いますので安心して受けていただけます。

静脈鎮静法は全身麻酔とは異なり、ほろ酔い加減のようなウトウトと気持ちの良いリラックスした状態で行うため不安や恐怖もなく痛みも感じることなくいつの間にか治療が終わっている感じになります。静脈鎮静法は精神的な緊張感がほぐれるために血圧や心拍数も安定し治療中の吐き気も抑えることができます。