美しい口元で輝く笑顔のために

どんなに綺麗にお化粧していても、どんなに素敵な笑顔を作っていても、お口が綺麗に整っていなければ美しく、きちんとした印象を作ることはできません。逆にお化粧や身なりなど他を頑張って綺麗にしていなかったとしても、口元が美しく整っているとそれだけできちんとした印象を与えることができます。それほど歯や口元の印象はその人を左右するといってもいいでしょう。当院では例え失ってしまった歯でも美しく修復することは可能です。歯そのものだけだく、噛み合わせなど全体のバランスを綺麗に仕上げることが大切です。いくつになってからでも口元を綺麗にすることはできます。できる限り患者様のご希望に添えるように徹底したカウンセリングを心がけています。

当院での綺麗になるための取り組み

1-1 ホワイトニング

ホワイトニングは歯科医でしか取り扱うことのできない薬剤を使用し、歯を削ることなく白くすることができます。使用する薬剤は体に影響はなく、市販で販売されているホワイトニング用の歯磨き粉では同じような効果は得られません。当院ではホワイトニングは短期間で効果が得られるオフィスホワイニングとマウスピースを用いて自宅でゆっくりと白くしていくホームホワイトニングがあります。

患者様の生活スタイルに合わせて医師と相談の上決定することをおすすめします。

1-2 オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングでは過酸化水素を主成分にした薬剤を使用します。過酸化水素の水と酸素に分解されやすい特徴的な性質で歯のエナメル質や象牙質に入り込み、着色物を分解させていきます。

<オフィスホワイトニングのメリット>
・治療回数が少ない。
・効果が早く実感できる。
・異常があった時には歯科医がすぐに対応してくれる。
・ホワイトニングに要する時間が短い。

<オフィスホワイトニングのデメリット>
・刺激が強いため、しみたり軽度の痛みを伴うことがある。
・色戻りが早い(個人差にもよりますが平均3ヶ月程度で戻る方が多いです)

1-3 ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは患者様に合わせたマウスピースを作成し、薬剤をつけて装着する方法です。主な成分は過酸化尿素です。過酸化尿素も過酸化水素と同じような働きをしますが、刺激が穏やかになっています。

<ホームホワイトニングのメリット>
・刺激が少ない
・自宅で自分の生活に合わせて行える
・歯の白さの持続性が高い
・オフィスホワイトニングより安価

<ホームホワイトニングのデメリット>
・個人差にも寄りますが効果が出るのに時間がかかる
・一回あたりの拘束時間が長い

ホワイトニング中にタバコやーコーヒー、赤ワインなど歯に色がつきやすいものの摂取はなるべく控えましょう。摂取する機会の多い人ほど色戻りはしやすく効果が出にくくなります。

1-4 ブリーチング

ブリーチングとは歯のホワイトニングの手法の一つですが、当院ではレーザーによって行うブリーチングを導入しております。従来の紫外線方式では熱によって痛みも強く3分は我慢しなければなりませんでした。レーザーを使用することによって、痛みも伴わずに10秒ほどで終えることができます。しかも漂白効果が高く、特に審美歯科の最先端であるアメリカでは最も一般的に行われています。その機器がとても高額なことから日本国内では当院のようなレーザーを用いたブリーチングを行う歯科医は限られていますが今後ますます広がっていくと思います。

審美性にこだわった素材

歯の色を白くすることだけでは口元の美しさは完成しません。もちろん歯を白くするだけでも十分な患者様もいらっしゃいますが、多くの場合は目立つ銀歯を取り替えたい、欠けた歯を白い歯にしたい、など歯の形状や噛み合わせも整えることで全体的な美しさを仕上げます。当院では様々な素材から患者様に適した審美性の高い治療を行っております。

2-1 オールセラミックス

金属を含まないオールジルコニアで作られた強度が高く、軽い素材です。金属を含まないので金属アレルギーの方にも使用できます。光の透過性が天然の歯と同じことから、自然で綺麗な歯に仕上がります。また体に適合しやすい性質なので歯茎への負担も少なく、神経のない虫歯にも使用することができます。硬い素材なので欠けることはないのですが、表面が剥がれてくることがあります。接着により装着させる治療法なので、時間が経っても内部に虫歯ができることはなく、長期間安定した状態を保てます。

2-2 メタルボンド

歯の土台に合わせて金属を作り、外側にセラミックを焼き付けた素材です。中身が金属、外側が天然の歯によく似たセラミックという強度と審美性を兼ね備えています。汚れがつきにくいため歯周病や虫歯のリスクが下がります。長期間の使用によって金属が溶け出すと歯茎の変色に繋がり、歯茎が下がってきてその箇所に虫歯が進行してしまうこともあります。この治療は30年以上前からの治療法なので現在では強い歯ぎしりの方に適した治療法となります。

2-3 ラミネートベニア

歯の表面を薄く削り、セラミックの板状の物を貼り付けます。主に欠けてしまった前歯や隙間の空いた前歯の治療として用います。歯を大きく削ることがないので痛みやしみることがなく歯の神経にも優しい治療法です。歯の表面に貼り付けるだけなので強度が他の治療法に比べると劣ります。剥がれたり、歯ぎしりの強い人などは割れやすくなるため、10年ほどで作り直すことになります。

2-4 ハイブリッドセラミックス

セラミックの持つ審美性と強度、歯科用レジンのプラスチックのしなやかさが融合した素材になります。金属を使用していないので金属アレルギーを起こしたり、歯肉の黒ずみは出ません。天然の歯と同じようなしなやかさなので、噛み合わさった時の歯や歯茎、骨などにかかる負担が少ないです。強度は他の素材に比較すると弱く耐久年数が最も短い素材です。

2-5 ゴールド

ゴールドはその名の通り金で作られた伸びやすく強い素材です。審美歯科で用いるゴールドは溶けにくく錆びにくいため歯や歯茎が黒ずむといった変色を防ぎます。歯のエナメル質との適合性が高いため強度が高く、噛む力が強くかかる奥歯などに適しています。また治療後に虫歯になりにくいというメリットもあります。個人の口腔環境にもよりますが、ほとんどの場合かなり長い耐久性が期待できます。